幼児期の頃というのは食べ物の味を楽しむというより、その食感や音などに反応して楽しんでいることも多いようです。
だから、3歳くらいまでは、音が出てよく噛んで食べられるものを出してあげると、食を楽しむ心と噛む力の両方がうまく育ってくれるようです。
音が出てよく噛んで食べるものと言えば、野菜スティックや果物ですね。
キュウリやリンゴなどを切って、そのまま握らせて食べさせてあげるとポリポリ、サクサクといった音が発生します。
そして、その音や歯ざわりを楽しみながら子どもは食を
快く感じるようになります。
また、食物だけではなく、お母さんが料理をする時の包丁の音、
おなべの音なども子どもたちにとっては食を楽しむきっかけになります。
3歳くらいまでの子どもにとって食事は味だけではなく、
音で聞いたり手で触ったりして体でたくさん感じることが大事なんですね。
でも4〜5歳になると、今度は誰かと話をしながら食事を
楽しむようになってきます。
お母さんたちが子どもを連れ集まって食事をしたりすると、
子どもは、大人や友達の様子に刺激を受けたり、楽しく話をしているうちに
嫌いなものを食べてみようと言う気になるようです。
この頃になると、心で食事を楽しむということができるように
なっているからです。
子どもにとって食事の楽しみって、成長に合わせて色々と
変化していくものですが、子どもたちの年齢に添った食の楽しみを
親がしっかり把握してあげると、食育もスムーズに進めていけるでしょう。